山を背負ったロクヤヲンは、自然豊かである反面、雨などの影響を非常に受けやすく、より自然に調和するために、家まわりの改善を施しています。
環境改善について、矢野智徳さん、高田宏臣さんのお二方から学ばれた「みすまる自然農園(八ヶ岳)園主・黒岩成雄さん」に、それぞれの視点を以て試行錯誤を重ねながら培われた智慧を共有させていただいたことを思い出しながら、日々コツコツと続けています。
雨落ちのラインに、古瓦と落ち葉・炭・枝などを差し込む。(こうすることで、家の下に雨水が浸透し、生垣や石垣が安定します。
コンクリートと土の境目には、グリグリ棒(長いドライバー)で点穴をあけ、地面が呼吸できるように施します。
雨水が入り口のスロープから川に流れる前のエリアには水道を作り、できるだけ長く雨水が地面にとどまるように施します。
石垣の隙間に泥が詰まってしまうと排水できず、押し出され、石垣が崩れてきます。
生垣の根がしっかりと石垣を安定させ、排水もできるような石垣が理想的です。
樹木の周りにも、点穴をあけ、枝を入れ、炭と落ち葉をかけます。
(縦へ流れを作り、微生物を増やすことで、木の根からしっかりと安定させられます)
前日に作った焼き杭は、ミニ菜園のコーナーとセンターに打ち込んで、やはり、縦への流れを作ります。
古瓦を使って高さをだし、炭と落ち葉を含めた腐葉土や屋根土を混ぜ、畝を作りました。
写真は、2022.9の様子ですが、2024.7現在のミニ菜園は、このようになっています。